2016/12/28  ネットやITは人々の生活を幸せにしたのか?






運転中にポケモンGoをやっていて交通死亡事故。
何てニュースを見る度にこんなことを思ってしまう。
果たしてネットやITは人々の生活を幸せにしたのだろうか? と。

便利にはした。

これは間違いなく事実でしょう。しかし幸せにしたかと言うと?

1人1台携帯端末を持ち、家族団らんすることもなくなり、子供達は自分の部屋で携帯端末とにらめっこ。
その結果、家庭内教育も難しくなり、何のメリットもないフォロワー数稼ぎの為だけに常識では考えられない下らない事件を自作自演してツイートしては炎上して私刑される。

そう言った下らない話でなくとも、ITが人々の仕事を奪ってるのも事実だ。
機械化、IT化されればそこに従事していた従業員はリストラされるし、ITを駆使して頑張って生産性や効率を上げれば上げる程、人はいらなくなる。
その競争に勝ち残ったわずかな人達だけが正社員として生き残り、それ以外は非正規やパートの枠に回される。

本当にこれが幸せなのだろうか?
これが本当に私達人間が目指していた理想の未来なのだろうか?
ネットやITは人々の生活を幸せにしたのだろうか?

まあ、全てをネットやITの所為にするつもりもないし、そもそもネットやITは「こうすればもっと便利になる」「ああすればもっと便利になる」と世の中を便利にすることを目的に発展してきた訳で、最初から『幸せ』なんていうものは目的にしていない。
そういう意味ではネットやITは間違いなく目的を達成してきているのである。

何にせよ、自分の人生に何を求めるかは人それぞれだと思う。
便利を求めたいなら依存すれば良い。これからもネットやITは世の中をさらに便利にしてくれるだろう。
自分から能動的に求めなくてもコンピュータが勝手に判断して
自分好みのサービスや情報を適切なタイミングで適切な量だけ提供してくれるだろう。
受け手はただその指示通りに従っていれば良いのだ。こんなに楽なことはない。
だけど、幸せを求めるならネットやITとはそろそろある程度距離を置くべきではなかろうか?

…と、余計なお節介を書いてみた。
まあ、実際ネットのお陰でこうやって自分の発信したいことが簡単に発信出来るようになったんですからね。
もっと上手に付き合っていけば良いんじゃないかな。



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