最近は「脱・東京」というスタイルが確立されつつありますね。
この「脱・東京」、大きくは2種類あって、1つは多くの人がイメージする所謂「脱サラして田舎でスローライフ」。
実際にはメディアで取り上げられてるような一部の成功者を除き、多くの人が失敗したり後悔したりしてる訳ですが、
その話はメディアにお任せするとして、今回取り上げたいのはもう1つの「脱・東京」、さらなる郊外化です。

これまでは（と言うか今も）ドーナツ化現象という言葉が象徴するように都内近郊に住んで、そこから1～1.5時間かけて地獄の満員電車に揺られながら通勤するというスタイルが主流でした。
ですが最近は鎌倉、藤沢、平塚など、もっと郊外からゆったりグリーン車通勤というスタイルが増えてきています。
もちろん企業は一般社員にグリーン車料金なんて出してくれません。それをしているほとんどの人達は自腹です。

けど、不動産価格でその分は十分ペイ出来ますし、通勤時間も有意義に使えます。
1時間の満員電車と2時間のグリーン車。時間の長さで言えばもちろん前者の方が短いですが、質の高い時間は断然後者です。
それでいて休日は趣味のサーフィンなどを思う存分楽しめる。と。

仕事に行くのに自腹を切ってというのは多くの人が抵抗を感じる部分なのかなとは思いますけど、その時間を過ごすのは紛れも無く自分自身な訳ですから仕事も趣味も自分の時間を大事にする人なら案外良い選択なんじゃないかなーと思います。