2015/10/19
おじぎ乗り
とあるミニベロのサイトで「ミニベロに乗るなら『おじぎ乗り』が良い」みたいなことが書いてあって、ならばと思い「自転車の教科書」なる本を読んでみました。
…凄い。
いや、この乗り方マジ凄い。
家の中で椅子に猫背で座るか、背筋を伸ばして前傾で座るかするだけでも足裏にかかる荷重の変化が本当にわかる。
頭や腕、上半身の重さ、これだけの荷重があれば確かにそれだけでペダリングが出来てしまう。
それまではもっともっと足の筋肉をつけなければと思っていたけど、そんな考えがアホらしくなってしまう。
実際おじぎ乗りを意識して走ってみると確かにペダルが勝手に回る。巡航速度も上がる。登坂も楽になる。首も疲れない。
一体今までの自分の走り方は何だったんだと衝撃を受ける。
まあ、いくらペダルが勝手に回ると言っても巡航速度を上げればそれに伴い疲労感は増すので長距離乗ろうと思ったらやはり体幹や基礎体力は必要になる。でも太腿はそれほど重要ではなくなる。
それにおじぎ乗りが目指している所は重力や体の構造をより深く理解して、体に負担をかけずに重力を最大限有効活用して走る方法なのでロングライドにはまさにピッタリの走り方だ。
いやー、とても良い本に出合えました。
これまで以上により速く遠くまで走ろうと思ったらやっぱりロードに乗り換えなきゃダメかなーと思ってた所でこの本に出会い、走り方を変えるだけでこんなにも変わるものなんだと思い知らされたので、まだ当面はミニベロでいいなと思うようになりました。
と言うか、この本を先に読んでたらビンディングもいらなかったな(笑)
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