2012/07/01  分相応


ネタが先週の続きになっちゃいますが、よく賃貸を借りる際は「手取りの1/3を上限に」なんて言われています。
それは手取りの2/3は貯蓄も含め生活のやりくりに必要な額だからです。
これは何も賃貸だけに言える理論では無く、家の買う時にも同じことが言えます。
2/3が生活のやりくりに必要な以上、組めるローンは最大1/3。
いえ、固定資産税や管理費、修繕積立金を考えると1/4が上限です。

具体的に数字で表すと、手取り月30万の人であれば賃貸なら10万、住宅ローンなら7万(固定資産税+管理費+修繕積立金で3万)です。
よって、例えば頭金500万で30歳から定年まで30年ローンを組んだ場合に買える物件価格は頭金500万+ローン(7万×12ヶ月×30年)-ローン金利分(3%で考えた場合は約850万)=2150万となります。
(さらに購入手数料がかかります)
手取りが月50万あれば3500万の家が買えます。

どうでしょうか?
こうして見ると実は手取り月30万の人にとっては3000万の家ですら分不相応な買い物なのです。
それなのに世の中には無謀なローンを組む人のなんと多いことか…。
あなたの身の回りに家は立派だけど家計は火の車なんて人はいないですか?


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