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2011/10/30
たまゆら
『たまゆら』というアニメが面白いです。 写真をテーマにした片田舎のお話で、まあそんなに写真々々してる訳じゃないけど、あの『明るい部屋』の著者ロラン・バルトが辿り着いた写真の本質の結論『それはかつてあった』を作品上で見事に表現しています。 って、そんなに難しく考えずに普通に楽しめます(笑) しかも制作スタッフがあのARIAを制作していたメンバーなので、あの雰囲気が好きだった人なら写真をやってない人でも十分楽しめます。 さて、少し話を脱線させて『明るい部屋』のお話。 まあ、自分も概要ぐらいしか知らないんですけど、写真というものが絵画や音楽、文学作品と違って実際にそこにあるもの(あったもの)を写している以上、『それはかつてあった』に帰結するというのは事実だと思いますが、ただ写真の本質がそこにあるかと言うと「うーん」と思わなくも無い訳で…。 もちろん記念写真や思い出写真の本質というのはそこにあると思うんだけど、自分が撮ってるような写真達は結果的にそうなるだけであって少なくともそこを目的にはしていない。 それに例えばゴッホとかも亡くなった後に評価されるようになった方の1人ですが、それも言うならば絵ではなく人に対しこの定義が当てはまった訳でもっと言えば世界遺産などもこの定義に当てはまるのだと思います。 でもそれらだって描いてる時、作ってる時には後世の評価なんて考えていなかったハズです。 そう考えると結論としては事実でも本質としてはどうかなぁ、と思う訳です。 対してセルジュ・ティスロン著書の『明るい部屋の謎』。撮り手としてはまだこちらの方が親近感の沸く考え方です。 でも個人的には理由なんて「『撮ってて楽しい。見てて楽しい』で十分じゃない?」 と難しいことを考えるのが苦手な自分としては短絡的にそんな風に思ってしまったり(笑) って言うか、めちゃくちゃ話が脱線したけど『たまゆら』オススメです(笑)
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